今年5月の14日間、中国(高雄)の 漢神百貨店 にて、日本物産展に参加いたしました。
催事出展はレミシンク海外事業における重要イベントのひとつです。
本頁では海外物産展での大まかな流れをご紹介します。
海外進出をしたいと思われている事業主様にもご参考になればと思います。
そもそも物産展は誰が企画しているの?
開催自体は百貨店がしますが、ブースの設置、商品ラインナップなどは全て弊社が管理します。
物産展は毎年だいたい開催されるタイミングが決まっており、そのタイミングに合わせて物産展の企画を会場に持ち掛けたり、過去に開催の実績があればお誘いが来ることもあります。
今回は百貨店からオファーを受けての開催となりました。
どんなものが売られるの?
催事の開催場所が決まると、その会場の広さや場所・開催期間・客層・季節などを考慮して、その催事に適した商品を取り扱っている企業に声を掛けます。
そこから陳列方法などブース全体のプロデュースをしていきます。
今回は会場がそこまで広くなかった・高級店が周りに多かった、などの理由から細かいものをいくつも、というよりは、自慢の一品を魅せる、という方向で販売商品の選出をしました。
どれくらい前から準備して行うの?
だいたい半年前には、催事が確定します。早く感じるでしょうか?日本の商品を海外で販売するには通関や検疫など手続きが多く、特に食品は一定期間、特定の場所に保管され、検査されてからでなくては販売ができません。
更に、食品検査の規定は日々更新されるため、前回検査で問題がなかった商品でも、今回は引っかかってしまった…などのアクシデントも発生します。(実は今回、一点だけそういう商品がありました)
とにかく時間がかかるのです。余裕をもって準備を進め、不測の事態にも冷静に、経験を活かし対応していきます。
いざ販売会場へ
いよいよ実際に販売が始まります。販売ブースは、棚や敷物など貸してもらえることが多いですが、基本的には自分たちで用意します。
海外なので、基本的に日本語は通じません。
そのため、事前に現地の言葉を話せるスタッフを雇っておきます。
中国の場合、特にこのスタッフは重要です。中国の方は、とても買い物上手。商品に関してスタッフの話を聞いて、値段の交渉をして買われることが多いです。また、一度いい買い物ができたと思うと、翌日友達を連れて再度来店してくれることもしばしば。
そんなお客様のために、弊社代表自ら熊本県山都町産の新米でおむすびを握ると、これが大当たり。ブースはとても賑わい、飛ぶように売れていきました。
今回も盛況のまま催事の期間を終えられたと思います。
海外展開をお考えの皆様へ
以上、大まかな海外催事の概要です。いかがでしょうか。本頁ではあまり触れていませんが、通関手続きや、検疫(特に口に入るもの・肌に触れるもの等は厳重な検査があり、成分一つ一つを調べられます)など、輸出だけでもいくつも手続きを踏まなければなりません。
その上、基本的に輸出した商品は片道切符。売れ残っても持ち帰ることができません。(逆輸入は関税が高額で採算が取れません)
ですが、海外展開をお考えの企業の皆様・個人事業主様、私たちと共にその考えを行動に移してみませんか?
弊社には海外展開の実績があり、何を・どこに・どのタイミングで持ち込めば売れるかを心得ています。輸出の手続きなら私たちにお任せください。催事参加であれば、現地スタッフの手配・催事に同行する社員の宿泊施設など、現地での細かなところまでご紹介出来ます。一番大事なのは、良い商品を作っている、自慢の商品があるということです。
少しでも気になられた方は、ページ下部の「お問い合わせ」からご連絡ください。