当社代表の山村が、シンガポールにて開催のサミット
「GLOBAL WOMEN’S TRADE SUMMIT」に出席しました。
このサミットの内容はいたってシンプル。
「世界の景気を回復させ、貧困層を無くすためにはどうすればよいのか?」
というもの。
そしてこのサミットにおいてその議論は「女性経営者」のみで行われます。
開催地であるシンガポールの外務大臣(こちらも女性)がファシリテーターを務める中、
女性経営者同士によるディスカッションが行われます。
議題の内容を解決していく方法(手段)として最も多く出た意見としては、
「幼少期よりしっかりとした生活基盤を作り、
そしてそこでの生活の中でしっかりとした教育を受けさせるべきである。」
というものでした。
たしかに、
良い生活環境
良い教育環境
それらの下で成長することができるとすると、
とりわけ後者についてはその人を優秀にさせる可能性は高いように思います。
ところが、
当社山村は「そもそも着目すべき点が違う!」とバッサリ!
「最も重要なのはその子の生活基盤をどう作ればよいか?まずはそれを考えるべき」
というのが山村の意見でした。
「その国、その地域において、大人(親)を雇用するもの(仕事)を作ることで、
各家庭に余裕が生まれる。
そしてその結果として、子供たちにより良い教育を受けさせることができるようになる。
教育の場が無いというのであれば学校を建設すればよい。
学校が建設されることで、そこで大人を雇用することだってできるではないか!」
レミシンクは若者支援事業をはじめとし、ミャンマーへの学校建設など、
子どもたちの未来を創るための事業をいくつも行ってきており、
そしてそれは現在進行形です。
予想や妄想などではなく、実体験に基づくその発言は説得力も違います。
他の出席者たちも終始、山村の発言に頷いているようでした。
一見、このサミットが殺伐とした場のように感じてしまったかもしれませんが、
決してそんなことありません笑
あくまでも世の中を良くしていくという共通理念のもと、
各々が自身の意見を出し合い、そして相手方の意見にもきちんと耳を傾け尊重する場でもあります。
実際の現場はとても和気あいあいとしておりますよ笑
そしてディスカッションの後は「ガラディナー」
※ガラディナー(Gala Dinner)とは、
クリスマスイブや大晦日の夜の様な日に提供される特別なディナーを指します。
とりわけ友好の場においては、
日本代表というわけではありませんが、せっかくの機会。
各国の方々に日本の文化の一端を知るきっかけになればと、山村は「袴」で出席。
ガラディナーを楽しみつつ、「女性経営者」として、「日本人」として、
各国の方々とたくさんのコミュニケーションを取りました。
そんなこんなで、
あっという間のシンガポールサミットでしたが、
各国で様々な事業を行う経営者たちとの意見交換は山村にとっても良い刺激となり、
大変に意義のある滞在となりました。
来年の開催地は日本とのこと。
今から楽しみですね。